【反脆弱性】不確実な世界を生き延びる方法とは?【感想】

スポンサーリンク

お久しぶりです。

前にバトスピの記事を書いてから、すっかりそっちにのめり込んでしまい、ブログどころか勉学おろそかになってしまったことをここに告白します。
今日からは心を入れ替えてブログを更新していきたいと思います。文章力も落ちてきているし、ブログの収益も惜しくなってきたからです。しかしその収益はTCG関連につぎこまれるであろうと思います。

 

今回は久しぶりに書く読書感想ですが、それにしてはハードルの高い『反脆弱性 上 下』を取り扱っていこうと思います。

 

反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

反脆弱性[上]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

  • 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛,千葉敏生
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2017/06/22
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る
 

なぜ読んだのか

この本は図書館で借り、後に上巻だけは書店で購入しました。
正直がっつりとした本が読みたかったところ、図書館の新刊のコーナーにあり、そのインパクトのある表紙も相まって手に取ってみました。

つまりよく考えずに読み進めたのです。

一応全部読みましたが、正直半分も内容を理解していないと思うので、しばらくはこの本と格闘することになりそうです。

 反脆弱性とは

この本は反脆弱性について書かれています。
反脆弱性とは何かを、自分の解釈で説明すると、

脆弱というものは衝撃によって壊れやすいもので、
脆弱の反対語とされている「頑健」さは衝撃に耐えることができるものです。
しかし、この本では脆弱の本当の対義語として「反脆弱性」が出てきます。
反脆弱性はズバリ、衝撃によって利益を得るものです。

 

例としては芸人が炎上によって仕事を増やすみたいなものですかね。(もちろんさまざまな要因が重ならないと普通は脆い)

 

しかしこれだけいわれても正直僕はピンときませんでした。
「反脆弱性の定義はわかった。しかしそれをどう見分ければいいのだろう?」
そこで出てきたのが非対称性です。

非対称性

非対称性はその名の通り、対象じゃないものを差します。
そして反脆弱性を見分けるには「マイナス面が小さく、プラスの面が多いもの」を見つければいいと書かれていました。(という記憶があります)

その例として、古代ギリシアの哲学者のタレスは天文学を駆使して天候を読み莫大な利益を得たといわれていますが、実際は天候を読まずとも、利益を上げることができたといわれています。
タレスはオリーブの収穫機を一つ残らず借り占め、オリーブの収穫時期に貸し出す料金の値を上げることでその差額分設けることができました。

これを天候を読んだおかげと言い伝えられているのですが、もしそうでなくても、
収穫機をすべて借り占めてあまり借り手が出なかった時の損失と、借りた収穫機すべてを貸し出すことができたときの利益を比べて、
損失よりも利益のほうが多いと予測できたのなら、同じように利益を上げることができるのです。

分別ある遊び人とは?

僕は性格的にまじめに学校に来て授業には出るほうなのですが、中学ぐらいから、学校をさぼりがちな遊び人気質の友達ができるようになりました。
彼らは学校はさぼるが、重要なところだけは押さえている、決して馬鹿ではなく僕にも謎な何かの判断基準持っていたように思うのです。

 

 

もしかしたらそれはこの「反脆弱性」とかかわりがあるのかもしれません。
本書にも「分別ある遊び人」という項目があります。

僕がこの「分別ある遊び人」がすごく気になるのは、彼らは豊富なデータを駆使するエリートに何の知識も持たず勝てる素質があるからです。

例えて言えば、株の投資に詳しい専門家がチームを組んで株を運用しても必ず得をしないどころか損をするのに、分別ある遊び人は自分が投資している国が地図上のどこに位置しているかさえ分かっていないのに利益を出すことができているということです。

僕は明らかにデータで行動するタイプですが、そのために腰は重たくなるわ1つデータに違いがあると修正が必要だわで大変です。

ズバリ僕も分別ある遊び人になりたいわけです。

そのヒントは本書に書かれていて、これからもっと読み進めてその分別ある遊び人の嗅覚を身に着けたいと思います。

まとめ

正直言って今の僕には難しい本でした。
文は分かっても意味が分からない、みたいな。

しかしこれからますます複雑化する社会で、いかに被害を避け利益を得るか、重大なヒント(もしかしたら答え)が書かれています。

この本は引き続き2度3度読んでみるので、また気づいたことがあれば記事にします!

ではでは 

反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

反脆弱性[下]――不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

  • 作者: ナシーム・ニコラス・タレブ,望月衛,千葉敏生
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2017/06/22
  • メディア: 単行本
  • この商品を含むブログを見る