人は舌が命!舌の筋肉を鍛えるメリットとトレーニング法『声が良くなる「舌力」のつくり方』
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どうも、さかせです。
今回は篠原さなえさんの声が良くなる「舌力」のつくり方を紹介していこうと思います。
やはりいい声というか、変な声を出さないためには舌の力が重要になってきます。
この本を読めばわかりますがすべては舌の使い方次第、とまで言えます。
この記事ではぜひみんなに知っていてほしい「舌の定位置」についてから書き始めます。
そして、僕が実際にためになった部分と、具体的なトレーニング法について軽く触れておきます。
詳しいところは本を読んだほうがいいですが、せめて舌の重要さ、定位置がわかってくれれば今日からでも改善に動き出せると思います。
舌の基本的な使い方
平常時の舌
舌は基本的に使ってないとき(口を閉じているとき)は舌全部を上顎にベッタリつけます。
舌の筋肉が足りない人は上顎に舌がつかなかったり、奥の方だけ舌が下がってしまう傾向にあります。
舌はそれだけで巨大な筋肉であり、下半身との均衡を保つ部位でもあります。
つまり舌が下がっていると姿勢が悪くなるのです。
猫背の人は普段の舌の位置をチェックしてみてください。
また、舌で四六時中365日下の歯を押し続けた状態が続くと歯茎ごと歯が前に出てきて受け口の口に変形してしまいます。
それぐらい舌の力は強力だということを覚えておいてください。
(それでも恐怖のイメージがわかない人のために範馬勇次郎の画像を置いておきます。
この筋肉の塊が口の中にいると思ってください。
口を変形させるくらい訳なさそうでしょ?)
喋るときの舌
喋るときなど声を発するときは
上顎にベッタリついた舌の先端だけを下の歯茎ぐらいにつけ、舌を丸めて(舌の両端だけ上げる=溝を作る)音の通り道を作ります。
舌の奥だけ上顎につけたまま先端は丸めるなんて、難しそうでしょ?
舌の筋力が無い人にはここで苦戦します。
しかし、むしろこの基本の形できるという事は舌の筋肉がついたという証明になるでしょう。
舌小帯
子供の頃から舌の使い方が悪く、今でも改善されてない人は、舌に舌小帯が残っているはずです。
僕にもあります。
これはきちんと舌を使っていれば自然と切れてなくなるものなんですが、あまり舌を使わず負荷がかかっていない人は残ったままになっているのです。
舌小帯があると舌が下に引っ張られて舌全体の可動域が狭くなります。
これが舌足らずや滑舌の悪さの原因になります。
たぶん舌を全部上顎(前歯の後ろ側)に付けることも出来ないんじゃないでしょうか?
舌小帯はこれから訓練やトレーニングで無くすこともできますが、一番手っ取り早いのは手術で無くしてしまう方法です。
舌小帯短縮症という舌小帯が短い人はトレーニングの成果を待つまでもなく手術したほうがいいでしょう。
芸能人でも土屋太鳳さんやロッチのコカドさんも舌小帯短縮症で手術を受けています。
保険が効くので3000円くらいで済むそうです。
しかし、先生によっては「切るほどじゃないよ」と断られるケースもあるので、手術を検討する方は本書をお読みになってからのご検討をお願いします。
舌を鍛える方法
舌を鍛える方法を本書から1つ紹介します。
ストローを口に入れます。
この時、舌に付着させたまま、舌の中心を通るような感じで入れてきいます。
その後、舌の先端は舌の歯茎まで下げます。
このような状態になったらストローの先端を指で塞ぎ、舌の力を使って潰します。
吸う感覚で力を入れればストローは潰れるでしょう。
それが舌の力です。
もし鏡を見て頬が過度に引っ込むときは、顔の筋肉を使ってしまっているので注意です。
舌の力を使っていればあごの下あたりが動きます。
このトレーニングは1回につき10回。
ストローを奥まで入れたり少し外に出してあげることで鍛えられる部位が変わってきます。
部位ごとに10回チャレンジしてください。
慣れてくればストロー無しでも同じ運動ができるようになります。
外出中や家事の合間でも気づいたら舌を運動させてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
舌の力は強力で、使い方を間違えると口の形から姿勢まで変わってしまうという恐ろしさが少しでも伝われば良いかなと思います。
「舌力の鍛え方」ではこの他にも
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トレーニングの効力が半減する口の状態
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プロでも間違う舌の使い方
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コンプレックスな声が出てしまう事の根本的な原因解明
-
舌小帯の消滅だけを狙ったトレーニング方
といった内容が書かれています。
一生モノの舌の使い方が絶対に身に付きます。
こちらの本とあわせて読むとさらに理解が深まると思います。