【読書感想】オタクの猫背もこれで解消!気を付けるべきは‘”つけ根”だった!『ねこ背は治る!知るだけで体が改善する「4つの意識」』小池義孝
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どうも、さかせです。
最近読んだ本、
「ねこ背は治る! 知るだけで体が改善する「4つの意識」」
について、感想を書いていきます。
そもそも、なんでこの本を読んだかというと、
ぼくももともとねこ背で、最近は意識して背筋を張っているのですが、正しいねこ背の治し方があればそっちを知りたいので読みました。
弟もねこ背で悩んでいるので、知れば誰かの役にもたちますしね。
この本には、「ねこ背を治す方法」だけでなく、呼吸法や腕の使い方についても書かれてあり、
- 呼吸
- ねこ背
- 腕力
- 歩く
の構成で書かれてあります。
この中でもぼくが衝撃を受けたのは、ねこ背の方でなく、腕力の方でした。
みなさんは、腕の付け根はどこだと思いますか?
ぼくは肩とか脇のところが付け根だと思ってました。
しかし、実は違うのです。
ホントの付け根は肩甲骨です。肩甲骨。
肩甲骨は腕の骨や鎖骨と繋がっていて、肋骨の上を浮きながらスイスイ動きます。
図が乗っていましたが、可動域はかなり広い。
それで、付け根が何なのかというと、肩甲骨を意識して物を持つと、肩が付け根だと思って持ち上げるより力が強くなるんです。
肩甲骨が付け根だということは、腕や手を動かすときの順序は、
「手先→腕→肩甲骨」
ではなく、
「肩甲骨→腕→手先」
の順です。
この本では、手を先に動かそうとすることを「小手先」と表現していて、これが結構個人的に好きです。
手から動かそうとすれば、「それ小手先の動きだよ」と強烈なフレーズが心から飛んでくるので、意識して治しやすいです。
これは全体の章で言えるのですが、
「身体の中心から動く」
ってすごく大切なことだなと思います。
身体の中心から出る動きって綺麗なんですよね。
逆に、小手先の動きは、不器用な印象を受けます。
ぼく自身の事でもありますが、なんとなく動きがダサい人って、
なにか動作するときに、手先だけ動かそうとするので、モゴモゴ縮こまって、すごくダサくてみっともない動作をしがちです。
小動物のような雰囲気を醸し出します。
例えば、極端ですが、ポテチを開けるなら
こんな感じの差です。
上は手だけの動きで開けようとしていて、下は肩甲骨から全体で開けようとしています。
どっちがいいって、下のほうがいいですよね。男らしくて。ポテチふっ飛ばさないように気をつけないといけませんが^^;
なんというか、漫然と「自分って変な動きしてダサくね?」と思ってたんですよ。
電車の中でリュックからなにか出すときに、なかなか出てこないときは手先だけ、異様に動いて、エサを見つけたリスのような動きになるんですよね。
やってて恥ずかしくてしょうがない。
でもその解決方法は意外なところで見つけて、
「身体の中心から動く。」
中心から動くってどこかというと、
「部位の付け根を意識する」
ってことです。
手なら肩甲骨、足なら大腰筋。
まだ慣れてませんが、これを意識すれば、ねこ背も治るし、動きも自然的になって、少しの動作で人を未了できる人になるわけです。
ねこ背を治すどころか、その他もろもろ身体について改善出来るので、とても良い本でした。
この中心ムーブ(中心から動くのをぼくはこう言う。)によって、どんな変化が起こったかは、日が経ってから記事にしたいと思います。
ではでは