【読書感想】オタクの猫背もこれで解消!気を付けるべきは‘”つけ根”だった!『ねこ背は治る!知るだけで体が改善する「4つの意識」』小池義孝

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どうも、さかせです。

最近読んだ本、

「ねこ背は治る! 知るだけで体が改善する「4つの意識」」

 


ねこ背は治る! [ 小池義孝 ]

について、感想を書いていきます。

 

そもそも、なんでこの本を読んだかというと、

ぼくももともとねこ背で、最近は意識して背筋を張っているのですが、正しいねこ背の治し方があればそっちを知りたいので読みました。

弟もねこ背で悩んでいるので、知れば誰かの役にもたちますしね。

 

この本には、「ねこ背を治す方法」だけでなく、呼吸法や腕の使い方についても書かれてあり、

  1. 呼吸
  2. ねこ背
  3. 腕力
  4. 歩く

の構成で書かれてあります。

この中でもぼくが衝撃を受けたのは、ねこ背の方でなく、腕力の方でした。

 

 

みなさんは、腕の付け根はどこだと思いますか?

ぼくは肩とか脇のところが付け根だと思ってました。

しかし、実は違うのです。

ホントの付け根は肩甲骨です。肩甲骨。

肩甲骨は腕の骨や鎖骨と繋がっていて、肋骨の上を浮きながらスイスイ動きます。

図が乗っていましたが、可動域はかなり広い。

 

 

それで、付け根が何なのかというと、肩甲骨を意識して物を持つと、肩が付け根だと思って持ち上げるより力が強くなるんです。

肩甲骨が付け根だということは、腕や手を動かすときの順序は、

「手先→腕→肩甲骨」

ではなく、

「肩甲骨→腕→手先」

の順です。

この本では、手を先に動かそうとすることを「小手先」と表現していて、これが結構個人的に好きです。

手から動かそうとすれば、「それ小手先の動きだよ」と強烈なフレーズが心から飛んでくるので、意識して治しやすいです。

 

これは全体の章で言えるのですが、

「身体の中心から動く」

 ってすごく大切なことだなと思います。

身体の中心から出る動きって綺麗なんですよね。

逆に、小手先の動きは、不器用な印象を受けます。

 

ぼく自身の事でもありますが、なんとなく動きがダサい人って、

なにか動作するときに、手先だけ動かそうとするので、モゴモゴ縮こまって、すごくダサくてみっともない動作をしがちです。

小動物のような雰囲気を醸し出します。

 

例えば、極端ですが、ポテチを開けるなら

 
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こんな感じの差です。

上は手だけの動きで開けようとしていて、下は肩甲骨から全体で開けようとしています。

どっちがいいって、下のほうがいいですよね。男らしくて。ポテチふっ飛ばさないように気をつけないといけませんが^^;

 

なんというか、漫然と「自分って変な動きしてダサくね?」と思ってたんですよ。

電車の中でリュックからなにか出すときに、なかなか出てこないときは手先だけ、異様に動いて、エサを見つけたリスのような動きになるんですよね。

やってて恥ずかしくてしょうがない。

でもその解決方法は意外なところで見つけて、

「身体の中心から動く。」

中心から動くってどこかというと、

「部位の付け根を意識する」

ってことです。

手なら肩甲骨、足なら大腰筋。

まだ慣れてませんが、これを意識すれば、ねこ背も治るし、動きも自然的になって、少しの動作で人を未了できる人になるわけです。

 

ねこ背を治すどころか、その他もろもろ身体について改善出来るので、とても良い本でした。

この中心ムーブ(中心から動くのをぼくはこう言う。)によって、どんな変化が起こったかは、日が経ってから記事にしたいと思います。

 

ではでは